the Making of “福耳” vol.13 2008/2/15 あらきゆうこ in “DANCE BABY DANCE”リズム録り
エロスとは すなわちギャップと 見つけたり ←今日は俳句な
解説:イチローも松井×2も黒澤もたけしも坂本もナベアツも「世界の」であるが、オーガスタにおいてこの称号がつくのは文句なく世界のドラマーあらきゆうこその人だ。コーネリアス、くるりなどからの絶大な信頼を得、海外での評価も高く、実際この福耳のレコーディングもゆうこの来日待ちだったりしたのだ。この日も前日遅くにアメリカから成田に着いたばかりで、かなり時差ボケのまま叩いたわけだが、疲れを微塵も感じさせないプレイで、がっちりとベーシックを固めてくれた。とにかくゆうこのドラムはいま現存しているドラマーの中で一番好きだ。ドラミングの好みもラーメンのそれに似て人それぞれだからあくまでも穂苅の中では世界一のドラマーである。で、どう好きかというとビートの突っつき方、フィルの凶暴さ、そして叩いている ときのエロさである。突っつくとは突っ込むとは違う。キックなりスネアなりが聴いているものの腰骨を突っついてくるアグレッシヴかつ積極的なドラミングだ。そしてヒステリックと言っていいほどのフィル。フィルとはフレーズのきっかけだったりブロックの切れ目の橋渡しに通常のパターンを崩す演奏で、おかずなどともいわれる。これが凶暴なのだ。どんなパンクバンドのドラムよりも背筋が伸びる怖さがある。そして全体的なグルーヴは決して乾いていない、ねばねば、いやぬえヴぁぬえヴぁしていて有機的でエロいのだ。エロス研究においては世界的権威の山崎まさよし博士によれば「エロスとはギャップから生まれるものである。例えば美女が鎧兜を身に着けていたらそれはエロい。看護婦の格好で重量上げをしていればそれもまたエロスを醸し出しているものだ。」という見解に一致してもいる。世界のあらきゆうこであるが、例えばニューヨークのDELIで、おそらくビールをすんなりと買い求めることはできないに違いない。普段のドラムを離れたゆうこはどういってもロリ入っちゃってるからだ。最近オーガスタのアーティストは「ゆうこりん」とかわゆく呼んでいるが、まったく違和感がない。で、一度ドラムをたたきだすとあんなドラミングだ。これこそギャップであろう。そんなとこにもゆうこのドラムの魅力はあるのだ。さらにゆうこの声がこれまたいい!今回のDANCE BABY DANCEでもほんのちょっとだが効果的に入っているので是非ウォーリーならぬゆうこの声を探してみてください。
自身のプロジェクトmiguは現在超多忙な中少しづつ、確実にじっくり新作をレコーディング中。あらきゆうこのドラムはもとより、本当に世界レベルの独特な世界と、ものすごい音の良さを堪能できるものに仕上がるはずだ。今年中に出せるといいなあ。がんばれmigu!
そしてこの日は年末から正月返上して作曲を切磋琢磨したCOIL岡本定義(サダ)の小耳用メロディデモの試聴会が開かれた。何と3曲も書いてきて、どれもDANCE BABY DANCEと対極にあるようなさわやかなPOPチューンであった。どれも甲乙つけがたかったが、夏っぽいというかサダの多彩な多才な引出しの大きい部分を占めるビーチボーイズのブライアンウィルソン的コーラスがふんだんに盛り込めそうなものを選択。リズムゾーン片平は特にしびれてしまったようで、この曲を聴いた以降この日はうわごとのように「いやあ、すごくいい曲ですねえ・・・いい曲ですよお・・・」としか言葉を発しないようになってしまうくらいだった。
抜群のリズムがレコーディング出来て、唯一の懸念材料だった小耳曲が決定し、まさに順風満帆に福耳号は出港したのである。さあ後はメンバーがガシガシ声や演奏をぶち込んでいくことになる。入れ替わり立ち替わり登場していろいろやらかしやがるんで、ぜひお楽しみに!
まさに世界のゆうこさん!!!来日まち(笑)ゆうこさんのドラム、本当にかっこいいです!!!
声のセクシーさにもびっくりしました。ACで英語でささやく様に歌ってドラム叩いてたゆうこさんのステージ、かっこよさにブッ飛びました。なのにかわいい
女の子☆ゆうこさんの歌声、探してみまーす!
にしても世界的権威のまさよし博士のエロ定義がオモシロすぎます!!
でも確かに!!看護婦さんの重量上げは想像しただけでエロいっす☆
勉強させてもらいました(笑)
いやぁ~レコーディング編もとても楽しいですね^^次は誰かな~??
投稿情報: 夏実 | 2008年6 月25日 (水) 10:09
穂苅サンのblogは、とてもためになります。専門用語も解説つきで、それ故オーガスタの皆さんのそれぞれの“この人のここがスゴイ!”を紹介してくれ、益々夏のオーキャンが魅力的になってきました。
ゆうこサンのドラム、いっつも思ってました…あの華奢な身体からすんごいパワーだなぁって。ひとつ残念なのは、とても小柄なお方なので遠くからは姿が…。穂苅サンも他のミュージシャンの方々からも絶賛のテクニックの持ち主なら、是非オーキャンでは2段、3段と高い所へ素敵だなぁ。ギャップのある女性…。
山サン、博士号持ってたんですね論文出せるんじゃ…あははは結構、はしばしで言ってますよね。意外な一面のある女性にドキッとするって。
また穂苅サンのblogでニヤケてしまいました。いつも楽しみをありがとうございま〜す
投稿情報: blue-sky | 2008年6 月21日 (土) 22:20
穂苅さん、スタッフの方々、お疲れ様です♪
あらきゆうこさん、ギャップの魅力なんですね☆
ドラムの世界はメロディなどに比べると自然に耳に
入りがちでしたが、要素を拝見しているうちに
フィルというところに注目してお聴きしてみたいと
思いました!感動する音楽の、要素について
少しずつ知らなかったことがわかるのは
とても楽しいです!ありがとうございます♪
投稿情報: 玲 | 2008年6 月21日 (土) 12:19
オーキャンがますます待ち遠しくなってきます。オーガスタの「ゆうこりん」、小柄ながらあの迫力あるドラム演奏でどこにそのスタミナを貯えているのか、いつも気になっています。早く聴きたいです!
投稿情報: のり | 2008年6 月21日 (土) 04:30
ゆうこさん。本当にかわいらしい女性なのに、ドラムを叩くとカッコイイのですよね。まさにギャップです。
投稿情報: まさみ | 2008年6 月20日 (金) 20:04
こんばんは~!外国でビールも買えないほど見た目がかわいらしいあらきさん。そんな彼女が外国を拠点に活動している。なんて骨太。そこが既にエロスですよね。すごいなあ、みんな頑張ってるなあ~。あたしもしっかりしなきゃ。
岡本さんもさすがのそつのなさ。天才ですね、また感心。
次回も楽しみにしてま~す(^^)
投稿情報: のんちび | 2008年6 月20日 (金) 19:48
ん、ん、ん!?。。。
世界的権威の某博士ってば、太郎さんの目から見ても“淡泊”だって以前言ってませんでしたっけ???
あ~でも博士『裸にエプロン説』力説されてたの、思い出しましたぁ~
かなぁ~り熱く語っておられましたぁ~
私も“ゆうこりん”のドラム、メチャメチャ好きっす★☆
その理由を言葉で現すと、こう言うコトなんだぁ~☆と本日のブログで再認識した次第です★
ちっこい身体からみなぎるパワーとオーラは、まじ半端ないっす
で、バレンタインも過ぎた辺りでコノ好調子
何故に3月9日のライブで、ボツ曲宣言だったのでしょう??
謎は深まるばかりでございます~。。。
投稿情報: 青月石 | 2008年6 月20日 (金) 18:38
あらきゆうこさん、ほんとにかっこいいです!!福耳の新曲のPVを見せた時も、見せた友だち全員が「女ドラマー!!かっこいいな!」って言ってました〃
だろ? みたいな笑 何故かこっちが得意気でした(爆)
多忙なお方なんですね!
体調管理は大切に!
など言ってますが今日から喉潰れました…><
さてさて次は誰なのか^^
オーガスタのアーティストの凄さがひしひし伝わってきてます♪
投稿情報: ミャオ | 2008年6 月20日 (金) 18:37
佐藤さんに続き、あらきさん。やっぱり選ばれた人なんだなと思います。穂苅さんが、信頼している様子がひしひしと伝わってきます。うらやましいかぎりです。
次はどなたでしょうか。楽しみにしてま~す。
投稿情報: *めぐ* | 2008年6 月20日 (金) 18:16
世界のあらきゆうこ!さすがです★
エロかっこかわいい~。憧れちゃいます。
そして3曲も書き上げてきてしまうサダさんもすごいです。
続きが楽しみです。
投稿情報: meg | 2008年6 月20日 (金) 17:41