AUGUSTA BLOG

スガ シカオ

上司の面白いエントリーに重ねていきます。ホリオです。

今日の会議に合わせて先輩と一緒に頑張って企画書書いたら、会議がなくなってしまいました。朝から脱力。

やっと金曜日ですね。さて本日、オーガスタからは大発表！！

スガ シカオ　ニューシングル＆ニューアルバム発売＆全国ツアー決定！！！

といってもニューシングルもニューアルバムもタイトル未定でまだまだ姿がおぼろげですが。

今、スガ氏はスタッフが心配になっちゃうくらいスタジオにこもりっぱなしです。

どんな作品が出てくるのか、楽しみです。

まずは、3月13日公開の映画『スイートリトルライズ』主題歌「雨あがりの朝に」が3月10日より着うた（R）、17日より着うたフル（R）で配信されるので、聴いてくださいね。

そして久しぶりのホールツアーも発表になりました。

これは・・・かなり楽しみですよ！

ということで、スガシカオ公式サイトチェックしてください。

http://www.office-augusta.com/suga/

この週末は、さかいゆうが北海道でダブルヘッダー！！

観覧フリーのイベントですので、お近くの方はぜひいらしてください。

http://www.office-augusta.com/sakaiyu/information.html

詳細はライブ欄とラジオ欄をチェック！！

さかいといえば、新曲「train」が映画『パーマネント野ばら』の主題歌に決定！

これがすっごくいい曲なんです！

もしかしたら、LIVEで聴けるかも？

それでは皆様、よい週末を～！！

穂苅Pの今日の一句２０１０

恒例！オーキャンロゴ制作秘話　その弐

ロハスとは　口八丁と　見つけたり

ロハスって言葉を目にして最初誤植だと思ったんですね。口八丁手八丁かなんかの。女性誌の表紙にでかでかと「これからはロハスな生活」ってのを見て、「これからはクチハッチョウな生活」の誤植だな、編集の人こともあろうに表紙でハデにやっちまったなお気の毒にって思ってました。違うんですね。知ってました？ロハスってLifestyles Of Health And Sustainability の略らしいです。なんでしょうこれは。訳してみても「健康と現状維持のライフスタイル」。なんのこっちゃわかりまへん。でも、ま、ホリオあたりによるとアコースティックはどうもロハスらしいので、ロゴについては何となくこの辺をとっかかりにしてみようかなと。

最初に確信したのは手書きってことでした。Historyとか見てもらえば判るんですけど、今までのものはいかにもロゴロゴ（ゴロゴロではない）してますよね。温かさや優しさ、なまっぽさってことからはちょっと離れている。何か新しいアプローチをってすけべ心も働いて、まずは手書きってことは決め込みました。それとロハス。語感がなんやよくわからないけど「木こり」なイメージがしてそれなら筆だろってことで穂苅が試しに書いてみたのが これです。

こりゃだめです。自然な感じを狙いましたが天然にすぎます。「人間だもの」と書いた方が良さそうです。なんと言ってもこのロゴのついたイベントに僕は行きたくありませんし、このロゴが書いてあるTシャツを僕は着たくありません。

イメージしているものからあまりにもかけ離れていてむしろ爽快感すら漂ってしまった会議に、すべってもすべってもギャグをやめない芸人のごとく穂苅が提示したのがこれです。

おお！自然で木でさわやかでアコースティックだ！・・・・ですがベタです。あまりにも。当たり前で100人がこのテーマで考えたら90人はこんな感じで作るでしょう。オリジナリティをアピールしたいイベントのロゴがどこかで見たようなものになるのはやっぱちがうんじゃないか？

あと、ロハスとかだとどうしてもエコっていう要素を無視できない。アコースティックとエコロジーはどうしても親和性が高いんですね。もちろんイベントとしてエコロジーを正面から意識しています。でもエコロジーのみを伝えるイベントかっていうとそれは違う。このことについては「やわらかなサイクル」制作時にかなり深いところまで山崎まさよし、岡本定義（COIL）とは議論したので、日を改めて語ろうと思いますが、エコロジーよりもアコースティックということをまず表現した、つまりアコロジーなものにしたい。というようなシリアスな論議をも経て、いよいよデザイナーさんに発注する段となるわけです｡さてさてどんなものが上がってきたのでしょうか？穂苅の好物の「ロゴに秘めたナゾのシンボル」は今回はあるのでしょうか？

次回ロゴ決定秘話。お楽しみに。

穂苅Pの今日の一句２０１０

恒例！オーキャンロゴ制作秘話　その壱

今度のは　ロハスでアナログ　オーガニク

毎年しているけど、オーガスタキャンプのロゴの話です。いつも思うんだけど、なんでロゴとか、タイトルとか、名前の表記とか、決定するまでに時間、労力、精神力をこれほど注がなくてはいけないんでしょうね？すったもんだした挙げ句決定したそのものを眺めてみると、何をそんなに熱くなっていたんだか判らなくなることがほとんどなんですけどね。僕みたいに長年こんなことを繰り返していると弊害も出てきます。ほかのあらゆる商品とかのロゴだのネーミングだのを目にすると妄想が止まらなくなるとか。たとえば「かっぱえびせん」。えびせんだけだとこうなんかインパクトってえの？あれがないですよね社長どうですか？そうだそうだそのインポートとか言うのは大切なんだろう若い人には？どうなんだホリオ君？まあそうですね私なんかはスーパーで見逃しちゃうかもですからそうですねなんか突拍子もないものを組み合わせればいいんじゃないでしょうか課長？ととと突拍子のないものねえそうねえ昨日見た西遊記に出てきたんですけども沙悟浄とかだめですか？なんだそれは沙悟浄えびせん馬鹿なのか君は？ねえ社長？いやいや部長自由な発想というものを尊重しなければ優れた企業とはいえんではないかいいんじゃないの沙悟浄えびせんどうなんだホリオ君？あのやっぱり沙悟浄って字が読めないと思うんですよねとくに子供にはだからそこから転じてかっぱってゆうのはどうでしょうかわいいしね社長？かっぱえびせんか？かわいいんだな？それだそれだ・・・・・。って具合にやっていたはずなんですよきっと。このように客観的に眺めてみると本当に馬鹿らしい（あっ！カルビーの人たちのことじゃないからね！俺の妄想が馬鹿らしいの）ことなんですが当事者たちは本当に真剣って言うおもろい事象なんですね。今回もご多分に漏れておりません。

アコースティックからの連想を言い合うことでブレストは始まります。木、自然、生もの、味わい、優しさ、ロハス、山崎まさよし、オーガニック、優しい、巨乳（アコギの形からか）、感受性高い、ゴア（エコからの連想か）、ひょっこりひょうたん島（これもアコギからだろう）、原始人（なんとなくわかるような）、子だくさん（すでに理解不能。こういったものがどうしても多くなる）・・・・・・。

次回はこれらを踏まえてどういったものがビジュアルになっていったかをお話しします。皆さんもどういった課程があったのか妄想してみてください。結構楽しいんだなこれが。

見どころ解説

さて、大物（？）の登場に気圧されておりましたが、負けずに頑張ろうと思うホリオです。今週も木曜日。なんだか、今週が長いのは気のせいでしょうか？寒いからでしょうか？

さて、3月24日発売のオーガスタキャンプ2009DVDの見どころ解説その３です。

話題が続きますが、山崎まさよしです！！

言わなくても見どころに決まっている！という突っ込みも聞こえてきそうですが。

今回、2枚のディスクに4会場のコラボレーション＆単独ステージを詰め込むということで選曲にかなり苦労したのですが、山崎まさよしの単独ステージは「ロンサムライダー」と「One more time, One more chance」を収録しました。「ロンサムライダー」は先立って行われていたツアー「In My Shoes」でも披露されなかったレア曲。今回は天才ギタリスト田川ヒロアキ氏との共演です。エレキギターがかっこよくてすごいテイクです！！

そして「One more time, One more chance」もそう頻繁にはライブでやらない曲。どちらもレアなので今回収録をしたいと思いました。

もちろん、「水のない水槽」や「追憶」もかなりかっこよかったのですが…泣く泣く2曲にしぼらせていただきました。

なお、現在Disc1の前半ダイジェストをYouTubeで公開中です！

かなり、寸止めばかりのダイジェストですが。

http://www.youtube.com/user/officeaugusta?gl=JP&hl=ja#p/c/5B7A5BA0EB81A7C7/1/yvVgujg0WMc

　これを見て3月24日をますます楽しみにしていただければ！！

　

そして山崎まさよしは東京公演にも登場しました！

「トモダチ」に扮してステージに現れる山崎。あのお面、前日に熱心に手作りしたそうな…。「だれ？だれ？」と皆をわくわくさせたあの登場シーンも、ばっちり今回のDVDには収録してあります！

そして、そんな悪ふざけ（？）をしておきながら、そのあとの2曲「BIRDS」「カウンセリング＆メンテナンス」がカッコいい！！カウメンのハープを吹く山崎まさよしが見たい！という人も多いのでは？

Disc1の後半ダイジェストは来週公開予定ですので、お楽しみに～！！

 

穂苅Pの今日の一句２０１０

酒飲めば　ヤマが西向きゃ　オレ東

昨日は山崎まさよしとのサシでの制作ミーティング。実はこれで去年の暮れから4回目になります。さぞやみっちり打ち合わせているとお思いでしょうが、さにあらん。ジンジャミエールつまり山崎の自宅スタジオで、過去３回は打ち合わせたのだけど、ケツ（終了時間ね）を気にしなくていいように夕方から始めてた。これが大いなる間違いで、まあメシ（穂苅が買ってきたスーパーの刺身とかだけど）食いながらってことで、そこはそれ、まあ飲むわけです。で、話が進んでてきていい打ち合わせになっていくところで、まあ余計にピッチは上がっていく。で、二人で飲ってると不思議なもんで、どっちかが冷静で、どっちかがべろべろになるのはどうしてでしょうね。でもって、冷静な方は自分の酔い方の尺度で相手を考えてるから、結構重要ないいことを言っているんです。でも相手は全く憶えていないっていうね。そんなことを３回繰り返してしまいました。そのうち２回はすいませんが穂苅がべろべろで。さあこうなると、すでに打ち合わせとしては全く成立していないわけです。黒ヤギさんからお手紙ついた白ヤギさんたら読まずに食べた仕方がないからお手紙書いたさっきの手紙のご用事なあに？の無限ループになるわけです。

そこで我々一念発起し、昼間に会社で打ち合わせて、かつ穂苅は別の打ち合わせをケツに入れてってことで昨日の打ち合わせになったわけです。ほんとにもお早く気付ってことですわね。

その甲斐あって、３時間以上お互いの記憶をたぐりたぐり尾ひれ背びれその他諸々くっつけての、内容の濃い、いい打ち合わせになりました。何を話したか、山崎がどんな新しい境地に行くかは今は言えません。このこともこの日話し合っていわく、

言いたいことやりたいこと思っていること感じていること全部音楽であらわしてやるわ！

ミュージシャンのミュージシャンたる矜恃でしょう。ただ、これだけはお伝えできます。山崎は新たな境地に向けて体も頭も心もみなぎっているということ。

しばし、音楽を待たれよ！

穂苅Pの今日の一句２０１０

 オーキャンがアコースティックになった理由　その参

演ろうかな　思ったそのとき　すぐ演れる

スガ シカオ「Hitori Sugar Tour」、スキマスイッチ「DOUBLES」TOUR、秦 基博「GREEN MIND」・・・キャンプHPのメッセージにも書いたけど、これらアコースティック編成のツアーが多かったことも今回のキャンプのコンセプトにおおいに自信をくれて、拍車をかけてもらったものです。どのパフォーマンスもすばらしく、かつ個性的で、力強いものでした。

この強者たちが、セッションという形でアコースティックの利点を最大に生かして演奏し、穂苅を唸らせた例がオーガスタキャンプ２００９において２回ありました。

一つ目は昨年９月１２日三重県 桑名市 ナガシマスパーランドにおける長澤知之のパートにスガシカオが飛び入りで演奏した「真夜中のミッドナイト」です。両者ともバンドを背負ってのパフォーマンスがメインで、音楽性が離れているという意味では実は一番融合しない二人かもしれません。でもそこがアコースティックの包容力、ぴったりと寄り添って、パワフルなすばらしいセッションになりました。これはアコースティックのもつフットワークの良さ、それはいわばジャンルや音楽性を解き放って融合させることができること、そのことの証明であったのだと、今思います。

二つ目は去年のオーキャンのラストとなった10月24日埼玉県さいたま市さいたまスーパーアリーナでのスキマスイッチ大橋卓弥と秦基博の通称「ハタクヤ」に杏子、元ちとせを加えての「星に願いを」でした。ハタクヤ二人はもちろん杏子もアコギをかかえてのアンサンブルが大変美しく、山崎まさよしの地味な（失礼！名曲だよね。でも地味だ）レパートリーであるこの曲を文字通り「この場限りのスペシャルバージョン」にしちゃっていたのは脱帽でした。卓弥がびっくりするほどの「やらかしミス」をしちゃったのもアコースティックならではかと思ってます。「オーキャンってこれでいいんだよなあ」千村Ｐが目に涙をためてつぶやいていたこのときに今年のコンセプトが固まったのでした。

これらの模様は３月２４日発売のこれで堪能できますので是非チェックしてみてください。

◆ＬIVE DVD「Augusta Camp 2009 〜Extra〜」
4会場に分かれて行われたAugusta Camp 2009 〜Extra〜全公演を収録。11年目を迎え新たな試みとして出演者を組み替え4会場で実施されたAugusta Camp 2009～Extra～ 全4公演の中から、出演アーティストのエキサイティングな単独ステージをはじめ、 貴重なインタビュー映像に加え、2009年「Extra」形式でこそ実現した夢のセッション＆コラボレーションもほぼ網羅した、レア映像満載のライブ DVD。 初回生産限定盤は、貴重なセッション・リハーサルの模様を収録したボーナス映像収録＋トランク型BOX＆デジパックの豪華パッケージ仕様。
■初回生産限定盤［2DVD］：AUBL-3/4　¥9,975（税込）
■通常盤［2DVD］：AUBL-5/6　￥9,975（税込）

最後はさりげなく（どこが？）宣伝をしてみましたが、これらのことに限らずオーガスタのアーティストのいろいろなことが今回のコンセプトの方向を向いていたんじゃないかと思えます。自然にということですね。オーガスタの血のような気がします。必然ということですね。そういうアーティストたちですから。当然ということですね。

穂苅Pの今日の一句２０１０

オーキャンがアコースティックになった理由　その弐

生ものは　無添加もぎたて　うましかな

これも去年の11月6日、所は博多のROOMSというライブハウス、さかいゆうのパワープレイライブと称されたFM福岡のリスナー招待ライブでのこと。ご存知の方には眠たい話だと思うけど、さかいはピアノ弾きです。ホリオも書いていたけど、JAZZから歌謡曲までを弾きこなすテクニシャン、かつ天性の抜群のリズム感を武器にした、プレイヤーとしても群を抜いてる存在です。ギター弾きの多いオーガスタでは感覚的になかったことなのですが、ピアノって持ち運びができない。当たり前。だけどこれって大変なことだった。ライブではその場その場で鍵盤を借りたり、車で運んだり。で、たいてい、というか、まず絶対デジタルピアノ略してデジピになるわけです。この日の時点でさかいとは約一年つき合ってきて、ライブは大小合わせて2～30本は見てるはず。でもさかいがアコースティックピアノ略してアコピを弾き語るライブはこの時までついぞなかった。最近のデジタル物はデジピに限らずよく出来ていて、さかいの演奏もダイナミックなものだから、意識はしていませんでした。これが大きな見過ごしだったのです。

博多のROOMSはライブの会場をスタッフと一緒に探していたさかいが足を踏み入れた途端「ここでやりましょう！」となったと聞きます。このライブハウスには実に稀なことなんだけど、アコピがあったのです。ライブは6曲ほどの短いものだったけど、穂苅が再び天啓を受けるのには十分でした。たとえば今までDVDで感動して涙をぽろぽろ流していた映画を初めて映画館で観た時のようと言ったらわかってもらえるでしょうか。DVDでも感動は十分するんです。でも映画館で見たときはその感動の質が違う（誤解しないでほしいのは善し悪しじゃない。別の物ってこと。）。経験ありますよね。デジピの場合は声とともにそこにある存在をはっきりさせる。それはそれでいいんだけど、アコピの場合は声と融合する？包み込む？持ち上げる？うーんうまく表現できない。「声と楽器が仲良くなる」うん、これだ！これがいちばん近い。さかいのシルキーボイスの艶をますます立体的にして届いたその音楽をぜひともオーキャンで再現したいと思ったのでした。

そういえば去年の1月、オーガスタとの契約を終えた時、さかいが言っていた言葉を思い出します。

「わがままを一つだけ聞いてもらえるならば、アコピを、アップライトでいいので買ってもらえないでしょうか？練習したいんです。」そしてアコギ弾きに比べていかにピアノ弾きにとってアコースティックピアノというものが、演奏することに困難で、かつ飢えているかということを、切々と訴えたことがとても印象的でした。　　　　　　　　　　「よし！まかせとけ」しばらくして千村マネージメント部長の自宅から、古ーい、でもなんとも味のある音を奏でるアップライトが、スガシカオからスキマスイッチシンタを経て三代目のクローバースタジオの主となった、さかいゆうのもとに届けられたのでした。

ちょっといい話。

金曜日

水曜日に、金曜日に書くと書いたので、書きます。ホリオです。

なんか、もう久しぶりに登場した存在感ありすぎの上司にすべて持っていかれていますが。

さてさて、オーガスタキャンプ！開催情報でました～！！

今年はお盆です。

今は寒くていまいちピンとこないですが、きっとものすごく暑いんだろうなあ。

季節が移り変わるって素晴らしい！日本の四季っていいなあ。

これはいつまでも残したいものだ、と昨日、新千歳空港のエコイベントに行っていて思いました。

暑い夏の空の下で、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

穂苅Pの今日の一句２０１０

オーキャンがアコースティックになった理由　その壱

しのぶれど　アコギのアタック　出でにけり

アコースティックキャンプって、別に降ってわいたコンセプトじゃないってことは、オーガスタキャンプに一度でもいらしたことのある方にはわかっていただけますよね？オーキャンにおける「アコースティック」って、今までパートパート、あるいはアーティストのセットリストの中で、常に演奏されてきたことなんですね。それを今回ひとくくりにしようってことな訳で、自然な流れかもしれないって思ってます。でもやっぱりそこにはきっかけがあって、それは少なくとも穂苅にとっては大事件で、ブルースブラザーズのジェイクが教会で啓示を受けて「ブルースだ!!!!」ってなったごとく「アコースティックだ!!!!」ってなってしまったんです。そのいくつかの出来事をちびちび語っていきたいと思います。

去年の８月１５日広島市民球場におけるサウンドマリーナ２００９。オーガスタからは山崎まさよし、スキマスイッチ、秦基博、さかいゆうの４組が参加しました。こう見るとこれもなんかプチ・オーキャンですわね。（まあこのイベントは発足当時からオーキャンをパクって、いや意識してるところが多くて、そういえばロゴなんかもいつぞやのオーキャンのものにクリソツ、いやいやイメージが近いっていうイベントです。まあ主催者、プロデューサーともなあなあで、いやいやいや懇意にしている、いってみれば仲間なんですけどね。）で、町中にあることで、大音量の音楽イベントはできない。おのずと「アコースティックイベント」を余儀なくされたようなんだけど、これが良かった！スキマも秦もさかいも良かったんだけど、なんせ山崎まさよしが良かった。このところどうもエレキを持つことが多かったんだけど、この日は中村キタロー氏、江川ゲンタ氏がいるにもかかわらず、「アコースティック」なわけで、そこはそれ山崎アコギ、後二人は全編パーカッションという編成。ゲンタさんはドラムを叩けなくて悔しそうだったし、キタローさんはベースを持ってきてもいなかったけど、さすが１０年以上のあうんの呼吸はこれぞアコースティックというものでした。なんせアタックが違う。アタックが違うんでビートが違う。グルーヴがぶおんぶおん回る。エレキだとこうはいかない。アップテンポの「ステレオ」や「ドミノ」が特に圧巻でした。

気がつくととなりでこんなやつが腕振り上げて踊ってる。これは感動的でした。「アコギってエレキよりもロックなんだ！コブシ振り上げてのれるんだ！」って今更ながら気がついた。しのつく雨の中だったけど、穂苅には光が束のように見えました。

 アコースティックってやっぱりしっとりと落ち着いてってイメージがあるし、そういう曲も欠かせない。でもオーキャンではよりアコースティックで原始的、肉体的、本能的にビートを感じて盛り上がってもいただける。それを確信したのがこのときだったんです。

で、言いたかったことは

アコースティックがいつも優しいと思ったら痛い目あうぜ！ってこと。

気持ちに合わせてロックで決めてみました。

穂苅Pの今日の一句２０１０

ひさびさの　ブログ書かんと　ポチれども　認証切れで　パスを訊くらむ

穂苅です。一年ぶりの登場です。若手に頑張ってもらった２００９年。半ば隠居の身として影を潜めていました。でも今年は全アーティスト動きまくります。オーガスタスタッフも全員一丸となってがんばっているにつけ、こりゃおっさんもハナから全開でうごかにゃいかんということで、今日の一句復活です。毎日書くぞ！

さて、今千歳空港にいます。今日はECO　AIRPORT２０１０のイベントの一環で「japan　FM　league　special　message　for　the　future」（長い！）の公開録音で、山崎まさよし、岡本定義（COIL）の通称「さだまさよし」を従え元ちとせのライブです。進行役に杏子を迎えてってこれ「ややオーキャン」ですね。空港でのライブってなかなかない。ヤマもさすがに初めてのことだったらしいし。小沢環境大臣を迎えてのトークもありの素敵なイベントでした。

今日の19時（FM８０２は秦のホリデースペシャルのあと20時から）FMノースウェーブ、J-WAVE、ZIP-FM、CROSS-FMでほやほやの放送がありますんで、是非チェックしてみてください。で、何といっても「やわらかなサイクル」ちとせの出産後初ライブ初お披露目ってのがトピックス。

オーガスタキャンプ２０１０のチラ振りもあったりします。んで、12日0時にHPで正式発表！詳細はそちらをお待ちを！

奄美での「やわらかなサイクル」レコーディングのこぼれ話、今年のオーガスタキャンプの悲喜交々、侃々諤々、十人十色書きたいことは山ほどたまっていますんで、今後ともよろしくお願いいたします！